【野いちごの会】体験レポート④ 時間の中で立ち止まり、振り返る

続いての「野いちごの会ファーストサークル」参加者Iちゃんからの感想です。


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▽野いちごの会感想

・毎日なんとなく流されるように暮らしがちななかで、月に一度でも立ち止まって振り返る時間があることがよかったです

(毎回の始まりの自己紹介のとき。小さなアートにすることで、目に見えないもやもやした感情を目に見える、触れるものにし、扱いやすくする効果もあったように思います)

今までなんだかもやもや・いらいらしているんだけどそれがどうしてか分からずにさらにいらいら、落ち込むということがしばしばありましたが、野いちごの会のときに振り返ってみて、さらにメンバーに対して伝えるためにことばにする過程の中で、
ああ私はあの出来事に思ったより傷ついていたんだな」
等と気づくことがよくありました。

また、同じ出来事が起こってもそれをどう考えどう感じるかは自分の思考・感情のパターン次第なのだと学んだことは、出来事に必要以上に左右されないために役立ったと思います。



・毎回のワークで、それぞれのメンバーから違った意見や作品が出たとき、お互いにそれを否定せず、また比較して自分自身を否定することもなく、みんなの考えを肯定的に受け止められる雰囲気があってよかったです。

リボンのワークのときにも感じたことでしたが、ごく短い時間しか共有していないメンバー同士の間でも、お互いを認め合って支えられる信頼関係ができていたと思います。


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Iちゃんからいつもステキな言葉が出てくるのですが
野いちごの会1の最後の日にも
「一緒に過ごした時間をトータルしても1日にもならない。それなのにこれだけ濃密な時間を過ごせたのがすごいと思う」

というようなこと(うろ覚え)を言ってもらいました。

確かに延長した時間も含めて2~3時間くらいの説明会と6回のグループワーク。
かけても24時間にもならないな~と感心しました。

時計の針の絶対的な時間ではなく、相対的な時間を過ごすことで密度の濃いものになれたのかなと思います。

そしてグループワークの中で、時間の針を過去に戻すことにも取り組めたかなと思います。

それぞれの時間は違うけれど、時間を振り返ることに一緒に取り組むことで見えること、感じられるものがあると思います。

過去は変えられないし、未来はここにない
だからこそ
見る人によって、全てのことが変わってくる。

「絶対的」と思っていたものを「相対的」なものに変えていく時間を、一緒に過ごせたのかなと思うし、それこそが自助グループのだいご味です。

ちなみに「相対的」というのは

現象というのは見るものによって変わる「相対的」なもの
 byアインシュタイン

という意味で使っています☆
ちょっと話が飛びましたが、Iちゃん、ステキな感想をありがとう!!
セカンドサークルでもどうぞよろしくお願い致します(*^^*)


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