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【11/12:東京】イベント:ここがヘンだよ日本の刑法性犯罪に登壇します

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「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」の ~Believe わたしは知ってる~キャンペーン の一環として11月12日(日)にイベントを開催します! 私の担当は「ここがヘンだよ日本の刑法(性犯罪)』ブックレット紹介です。 実際の裁判事例や示談交渉を示して こんなに変な判決や示談交渉がこの日本で行われているということをブックレットでご紹介しています。 わかりにくい刑法の問題点を、実際の事例をもとにわかりやすくプレゼンし、 求められる法律とは何かという事を、性暴力被害者の視点から紹介していきたいと思います。 そのほかにも、街の人にいくつかの性暴力が発生する場面をシンプルなイラストで見てもらい、「これは性犯罪になると思いますか?」と聞いた街頭インタビューの結果報告、 アートメッセージの作成 参加者同志でシェアするトークタイムなど 参加型の魅力的なイベントになっています。 ぜひご参加ください! [チラシはこちらです(PDFファイルです)] 「怖くてイヤと言えなかった」 「早く終わってほしいから、黙って耐えた」 この状況は、刑法では「強姦」として認められない可能性があります。 法が定める性犯罪と実際に起こっている性暴力との「ズレ」、 インタビュー等を通じて考えます。 [日時] 11月12日(土)18:00~20:45(17:30開場)(保育あり) [会場] 東京ウィメンズプラザ 2階第一会議室   ・東京都渋谷区神宮前5-53-67  ・JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線 渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分  ・東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅 B2出口から徒歩7分 [地図はこちらです] [内容]    ▼『性暴力被害者からみた「ここがヘンだよ日本の刑法(性犯罪)』ブックレット紹介   [性暴力と刑法を考える当事者の会]  ・被害者の「イヤ」という意思が加害者に伝わっていなければ無罪!?  刑法が定める性犯罪の規定と、私たちが考える「性暴力」とのギャップ。  「刑法の条文を見たことがない」方にもわかるよう、じっくり解説!  ▼街頭インタビュー結果報告    [しあわせなみだ/ちゃぶ台返し女子アクション]  ・「じっくり話がしたい」とホテルに連れ込み、セックスするのは「同意

【オンライン署名実施中】「イヤよイヤよは嫌なんです」性暴力被害者が前向きに生きられる日本に!

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私は今、昨年立ち上げた「性暴力と刑法を考える当事者の会」として 「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」に参加中です。このプロジェクトは 明日少女隊 NPO法人しあわせなみだ 性暴力と刑法を考える当事者の会 ちゃぶ台返し女子アクション の4団体が参加しています。4つもの団体が協力して一つのプロジェクトを行うのは性暴力被害者支援の取り組みでは結構珍しいかなと思っています。 明日少女隊のアート性、しあわせなみだのコネクション、刑法当事者会の当事者性と刑法改正活動の実機、ちゃぶ女の新奇性等、それぞれの団体の特徴を生かしながら現在、始動中 です。 その一環として 刑法性犯罪処罰規定見直しを実現するオンライン署名を実施しています。 [署名はこちら] 現在法務省では、性犯罪の改正を検討しています。 法制審議会-刑事法(性犯罪関係)部会 が提出した案には ☆厳罰化(強姦の有期懲役を3年以上から5年以上に) ☆強姦の定義拡大(肛門性交や口腔性交も強姦に含める) ☆地位関係性の考慮(監護権を利用した場合暴行脅迫がなくても強姦を問える) ☆非親告罪化(事件の発生をもって起訴できる) といった内容が盛り込まれています。 しかし、改正の検討が開始されていた時点(法務省 「性犯罪の罰則に関する検討会」 )で盛り込まれていた ☆暴行脅迫要件の撤廃(暴行脅迫が立証されなければ強姦にならない) ☆性交同意年齢の引き上げ(13歳は親・教師・コーチ等、逆らうことが難しい関係にあっても、成人同様の基準で強姦が否かを判断される) ☆時効の停止・撤廃(性交の意味を理解できない年齢で性暴力にあった子どもが、成人し、罪を訴えようとしても、時効が過ぎていれば裁判を起こせない) といった点は、案から外されています。 性暴力の実態を踏まえた改正を求める声を集めて、法務大臣・国会議員に届けます。 ぜひご賛同ください!