「性暴力取材のためのガイドブック」ができました!



2016年の3月から「性暴力と報道対話の会」に参加していただいた記者さんたちと共に、「性暴力取材のためのガイドブック」を作ってきました。

そもそも取材を受ける機会が多くなり、取材に来た記者さんから性暴力についての基本的な知識や暴力が発生する仕組みについて聞かれてレクチャーすることにうんざりした私がある人に、「なんでいっつも説明しなきゃいけないんですか?プロですよね?教育受けているんですよね?!」と苛立ち交じりの不満をぶつけたことから始まった勉強会。

回を重ねるにつれて記者さんの思いや、被害者側と記者側の行き違いが起こりやすい点についても理解できるようになりました。

記者さんたちだって悪気はない。だから、そんな行き違いをなくしたい。
性暴力について正しく取材してもらいたい。
被害者が無用に傷つかないようにしたい。

そんな思いからこの

「性暴力取材のためのガイドブック」はできました。


字は多めなのですが、その分最低限必要な情報はしっかりつまっています。
上記の「性暴力取材のためのガイドブックをクリックしていただくか
下の画像をクリックしていただくとPDFが出てきます。
印刷していただき、山折に折り、ホチキス止めしていただければ
いつでもどこでも使える冊子になります。

取材を受ける予定の性暴力被害者・サバイバーの皆様
性暴力被害の取材をする記者さんたち

多くの人に手に取って活用してもらいたいです!

↑画像をクリックするとガイドブックのPDFが開きます

SIAb.PROJECTのブログでも公開されました。
こちらもご覧ください☆彡

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