7/16【東京】世の中が変わる瞬間って、どんなことが起きているの?〜性暴力をなくしたい私たちがした刑法改正に向けたゴール設定、戦略づくりから実践まで〜




6月16日に110年ぶりに大幅に改正された刑法性犯罪
私が代表を務めていた「性暴力と刑法を考える当事者の会」「明日少女隊」「NPO法人しあわせなみだ」「ちゃぶ台返し女子アクション」のメンバーが友人が国会議員に面会をし、性犯罪の実状を知らせるワークショップを行い、アートを活用した発信やダンスなどを通じて取り組んできました。

改正を後押しするため、私たちが行ったキャンペーンの具体的な活動内容を
7月16日(日)10時半~12時半に報告する
イベントを開きます。

ぜひ、お越しください!!

以下、ご案内です。

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今年の6月、刑法性犯罪規定が110年ぶりに改正されました。

Change.orgには、この改正を後押しするため「『イヤよイヤよは嫌なんです』性暴力被害者が前向きに生きられる日本に!」という署名キャンペーンが2016年10月から立ち上がり、改正直前には54,423名の賛同を集めていました。

キャンペーンページ:https://goo.gl/O4NwLV

今回の改正は当事者団体や女性団体が長年にわたり不断のアプローチを行われてきたことに加え、このキャンペーンを発信した人たちのように、それまで団体に属さなかった個人が集まり、ネットも積極的に活用し新たに声をあげたことも一つの要因だったとChange.orgでは考えています。

そこで今回、Change.orgでこの署名キャンペーンを立ち上げた「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」のメンバーたちを呼び、イベントを行うことにしました。

性暴力という社会で蓋をされがちな問題で、どうしてこれだけ共感の輪を広げられたのか、事例を元に、実際に動いたメンバーたちに語ってもらいます。

性暴力という特定の社会問題に限らず、何かこの社会に声をあげたい、変えるためのムーブメントを起こしたいと思っている人に、ヒントとなる取り組みが沢山紹介される予定です。

ぜひご取材に、もしくは一市民としてご参加いただけますと幸いです。

詳しくは、以下のイベント告知詳細をご覧ください。
https://www.change.org/l/jp/event_keihou

また、本イベントに関するお問い合わせは、Change.org広報武村(wakaba@change.orgまでどうぞ。

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【イベント開催】
キャンペーン成功事例から学ぶ、声を届け世論を盛り上げる方法
〜性暴力をなくしたい私たちがした刑法改正に向けたゴール設定、
 戦略づくりから実践まで〜
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Change.orgを使って社会に声を届けたい、何かを変えたい!と思っている方。最近あった成功事例からヒントを学んでみませんか?

今年6月、刑法の性犯罪規定が110年ぶりに改正されました。明治時代に作られた刑法の性犯罪規定が大きく改正されたのは今回が初めてです。今回の改正で十分とは言えませんが、110年間変わらなかったものを変えた、という意味で大きな一歩です。何より、多くの市民が声を上げたからこそ実現した改正でもあります。

これまで、刑法の性犯罪規定を変えるため、いくつもの女性団体、人権団体や被害当事者団体・個人が国会に要望を続けてきました。その中のひとつが、「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」による「ビリーブ・キャンペーン」です。

Change.orgも使ってキャンペーンを進めていたこの「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」は、4つの団体が立ち上げたもので、メンバーは皆、仕事や研究、子育てをしながら、刑法改正に向けた活動をしてきました。首都圏だけでなく、関西や海外に住むメンバーもいます。

限られた時間を有効に使い、専門家を招いて勉強したり、国会議員の事務所を訪問してロビイングを重ねてきました。また、より多くの人が声を上げ、「見える化」するため、オンラインキャンペーンサイトChange.orgを活用して署名集めもしました。これまで性暴力の問題が身近でなかった人にも理解を深めてもらえるよう、性交渉における「同意」の大切さを伝えるためのワークショップを開いたり、刑法改正を訴える映像作品を制作したり、展覧会に出展したりしてきました。

わずか10カ月の間に、5万4000人が賛同しました。展覧会でも1500人以上が来場しました。ワークショップにはこれまでのべ380名が参加しています。そして国会議員45名に面会し多くの市民の声を伝えることができました。

その結果、それまで国会で議論されていた改正案に不十分な点を3年後に見直しをする規程も入りました。

性暴力という社会で蓋をされがちな問題で、どうしてこれだけ共感の輪を広げられたのか?市民が参加できる枠組みを作り、市民の力を具体的な成果に結びつけたのか?

今回Change.orgでは、このキャンペーンの取り組みを振り返ることで、社会に声を届け、変えたいと思う多くの人たちの新たなヒントになるのではと考え、イベントを実施することにしました。

当日は、このプロジェクトのメンバーたちが刑法性犯罪規定の改正に向けて実行した、さまざまな手法を具体的にお伝えします。昼間は仕事などで忙しい、違う街に住むメンバーが協力してプロジェクトを進めるためにやったことは?もうダメかな…と思ったとき、どうやって励ましあったのか。

チームビルディングの手法や、どう戦略を練ったのか、性別年代を問わず幅広い層の支持を集めるための工夫など、社会に働きかける上で必要となる要素を体験談を元に話してもらいます。

今の社会を変えたいと望む、あなたにも役立つと思います。あなたと同じような生活を営む人たちが、刑法性犯罪改正を後押ししました。あなたも自分が望む社会をあきらめず、変えるために戦略を立て、ゴールを共有する仲間と一緒に行動してみませんか?

こんな人におすすめです!
・社会を変えたい!と思い、何らかの行動を起こしたことがある方。
・社会を変えたいと思う人で集まったり、話し合いを始めたりしていて、具体的な方法論を知りたい方。

ぜひ、以下のお申し込みフォームからご参加お申し込みください!
https://docs.google.com/a/change.org/forms/d/e/1FAIpQLSeiNJK4-Djh49BVr5X4rGUy5teGdByF8fQrZWar4Y9JyykZTQ/viewform?usp=send_form

【イベント開催概要】
■日時:2017年7月16日(日)
 10:00受付開始
 10:30講演開始
 12:30終了予定

■場所:loftwork COOOP
東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア3F,10F loftwork COOOP
井の頭線渋谷駅 アベニュー口より徒歩 5分
JR渋谷駅 玉川口より徒歩10分
http://www.loftwork.jp/profile/loftwork_cooop.aspx

■入場料:一般1500円、学生1000円
(受付にて現金支払い。学生の方は学生証をご持参ください)

■登壇者(団体五十音順、敬称略):
・明日少女隊(http://ashitashoujo.com/):須賀敦子
・NPO 法人しあわせなみだ(http://shiawasenamida.org):中野宏美
・性暴力と刑法を考える当事者の会(http://saandcliminallaw15.jimdo.com/):山本潤
・ちゃぶ台返し女子アクション(http://chabujo.com/):鎌田華乃子、大澤祥子
・ファシリテーター:治部れんげ(ジャーナリスト)
・司会:Change.org 武村若葉

■定員:80名(先着順)

■申込方法
こちらの参加フォームにてお申し込みください。
https://docs.google.com/a/change.org/forms/d/e/1FAIpQLSeiNJK4-Djh49BVr5X4rGUy5teGdByF8fQrZWar4Y9JyykZTQ/viewform?usp=send_form

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