「難民高校生」絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

仁藤夢乃さんが書いた「難民高校生」は、家庭にも学校にも居場所がなく、渋谷に集まる女子高生たちが様々な方法で生き延びようとしている現実を当事者の感覚で伝えてくれている。

外見や態度からそれまで別世界の住人のように思っていた彼女たちの抱える、傷つき、苦しみ、哀しみが身にせまった。

この本を読んで、わたし自身も少女たち、若い女性たちが、それぞれの人生を尊重されず性的欲望の対象とされ、10代の少女が水商売や風俗に誘われるのを許している大人の1人だと感じた。

愛のない大人の性的誘惑が、どれほど彼女たちを絶望させているか。こんな人間たちばかりと思わせているか、だって止めていないよね?とつきつけられたと思う。

もちろん、著者は告発していない。

今時の若者はとひとくくりにするのではなく、向き合って話を聞いてほしい。と伝えてくれている。

個人として向き合う、可能性を信じる、姿勢を見せる。大人自身が問われている。

読んで知り、希望をもてるようにつながろう。搾取をストップできる大人になれるようできることから始めよう。そう思わせてくれました。

仁藤夢乃さん、ありがとうございます。
被災地の高校生とのコラボデザート大福だっちゃ、食べたいな♪

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