性暴力と報道 対話の会

性暴力被害経験者と性暴力について取材したい、あるいは取材したことがある記者さんたちと
「性暴力と報道 対話の会」
を2015年6月からやっています(^^)/

 そんなにグループ立ち上げてどうするんだ!?
 と突っ込まれるかもしれませんが(というか自分でも突っ込む)

 グループプログラムをする性暴力被害者の自助グループが少ないから
 より良く生きたい性暴力サバイバーの自助グループ「野いちごの会」をはじめ、

 刑法(性犯罪)がまったく、性暴力被害のリアリティをわかっていないので
 (私も刑法のことが全くわからないし)
 「性暴力と刑法を考える当事者の会」をはじめたように


 取材を受けるようになって4、5年
 はじめは、ドキドキしながらも好意をもって取材にも応じていたものの

 何も知らない新人記者が回転ずしのようにぐるぐる回ってくる現状にうんざりし、
 
 お寿司は新鮮なネタがいいけど、
 なんで「性暴力の取材は初めてなので教えてください!」という人たちがぐるぐる回ってくるの?

 人に聞く前に、まず被害経験者のセンシビリティを勉強してこ~い。

 と苛立ちはじめ

 モヤモヤしていても解決しないので
 なんでそういうことになるのか、記者さんたちに聞いてみよう。と立ち上げたのがこの会です。

 つながっている記者さんたちにお声掛けをし、
 賛同していただいた方と集まり

 第1回目を6月26日(金)に開催しました。




 1回目は取材経験のある当事者にアンケートをとり、その結果をお伝えしました。

 読んだ記者さんたちからはが「すごく揺れる思いを持っているんだなと思いました。私たちも同じように伝えたい、でも怖いという思いを持っています」と言ってくださり、私は改めて取材する側も恐いんだ。お互いがジレンマを抱えているのかもしれない。と気づきました。

 また、話が進むなかで報道側が性暴力についてぼかすような表現になっていったり、へたに訴えられたりしないよう被害者の取材をしないようになっていることも意見がでてきました。
そんな現実が進行しているとはまたびっくり。

 事実を伝えられる報道って何か改めて考えていく必要があると学びました。

 8月12日(水) は、性被害側にも、ジャーナリスト側にも大物をゲストをお呼びし

 深い話が色々展開されたのですが、

 個人的には
「取材は一周で終わっても、被害者の人生はその後も続く」

という言葉が印象に残りました。
被害者の人生にとって、その取材がよい出来事として刻まれてほしいと願います。


次回は11月を予定しています。

 知り合いに声をかけてみたいなサロン制ですが、ぼちぼち続けて、性暴力被害者にも性暴力を取材する人たちにも有意義な会にしていきたいと思います。





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