11月11日解説付き裁判傍聴を実施しました。
11月11日(水)東京地方裁判所で、日本大学法学部 船山泰範教授の解説付きの裁判傍聴を実施しました。
裁判所に到着すると、教授がすでに今日の裁判を調べていただいていて、私たちが聞けそうなものをピックアップしてくれていました。
1件目は交通事故の判決の宣告
裁判所に到着すると、教授がすでに今日の裁判を調べていただいていて、私たちが聞けそうなものをピックアップしてくれていました。
1件目は交通事故の判決の宣告
2件目は覚醒製剤取締法違反の冒頭手続から証拠調手続きまでです。
裁判傍聴に行ったことは何回かありますが、何が論点かどういうことが話されているのか
ちんぷんかんぷんで、しかも継続的に傍聴することが難しかったので流れもよくわかりませんでした。
しかし教授はすばらしい!
前後はしましたが
2件目に 起訴状の朗読から始まる裁判の冒頭の様子と
1件目に 判決の宣告という裁判の終結の様子がみられるよう組んでくださいました。
おかげで裁判の流れがよくわかりましたし、
やはり 判決の宣告では 人を裁く場の厳粛さと重みを感じました。
裁判が終わってから、船山教授に公判の様子や何が論点であったか等、それぞれが疑問に感じたことをお聞きしました。
全部をご紹介することはできないのですが、やはり思ったのは裁判に関心を持つことの大切さです。
船山教授は
「裁判は公開性になっており、傍聴人がいることが、裁判を適正に行うことにつながる。裁判傍聴を50年やっているが、傍聴者が自分1人しかいないこともあった。皆が見てもらうことに意義があると考え、解説付きの裁判傍聴をやっている。」
とお話されていました。
50年前はメモを取ることが禁止されていたそうです。アメリカ人が争い、傍聴人がメモを取れるようになった。アメリカ人に争ってもらわないと実現しないのが残念ですが、裁判前の撮影も、裁判で勝ち取ったものだそうです。以前はマスコミ以外も撮影できたが、裁判官の後ろまで行って撮影する等モラルのない人がおり、禁止になったとのこと。
アメリカではTV中継も行っており(是非はありますが)、私たちの社会で何が起こっているのか、関心を持って知っていくことが大事だということを学びました。
また、覚醒剤のケースからは医療と法律ということも考えました。取り締まることだけでは解決にならないのではないかなと思います。それはまた別の話なので別の機会に。
解説付き裁判傍聴、おすすめです
またの機会があればぜひ実施したいと思います。
船山先生、いつもいつも、ありがとうございます♡
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