【性暴力と刑法を考える当事者の会】12/9日(水)東京 私たちの声を聴いてください~性暴力被害者の声を反映した刑法性犯罪の見直しを求めて~


8月に「性暴力と刑法を考える当事者の会」を発足させ、勉強会の開催、要望書の提出、裁判傍聴の開催と目まぐるしく動いていてきました。

この間に強く感じたのは、あぁ私は本当に無知だったな、何も知らなかったな
ということです。

刑法や性暴力・性犯罪の司法システムの中での扱われ方をを勉強する中で

・法律に定められていなければ犯罪にならない
・刑法を作る人たちが、性暴力被害に詳しいわけでもなければ配慮してくれるわけでもない
・変えていくよう自分たちで訴えていく必要がある

事を学びました。

日本の現状の中、私自身も法的支援につながれず苦しい思いをしてきたはずなのに

「ひどい現状だけど仕方がない(あきらめ)」
「どこかで誰かがきっと何とかしてくれる」

という相反する思いを抱きながら、考えることもできなかったような気がします。

それはたぶん他のサバイバーにも共通する現実だと感じます。


・そもそもトラウマティックな出来事を連想させることに近づけない。(フラッシュバックを起こす、体調が悪くなる)
・自分の今の生活を支えることでせいいっぱい
・法律のことなどどう考えたらいいかわからない

のではないでしょうか。


そんな状況の中でも、ワーキンググループや勉強会に参加してくれたサバイバーの方たちに本当に感謝していますし、その勇気と行動する力に尊敬の念を抱かずにはいられません。

そのようなサバイバーと性暴力を自分の問題として考えるメンバーとと意見を交わし合いながら「性暴力と刑法を考える当事者の会」は共に歩んできました。

その集大成のイベントを12月9日(水)に開催します。


クラマエ法律事務所 弁護士の村田智子さん

NPO法人レジリエンス 中島幸子さん

SIAb. けいこさん

をお招きしています。

本当に様々な性暴力被害がこの日本にあります。

日本の単純すぎる刑法は、この大きくて複雑な性暴力被害の問題を解決できるものになっていないと私は思います。

欧米では性犯罪の基本的理念を転換させ、犯罪類型や規定をもっと厚いものにしています。


法制審議会への諮問を見ると、例えこの内容で刑法が改正されたとしても司法システムからこぼれ落ちてしまう性暴力被害がたくさん発生するでしょう。

そのことを訴える私たちの声は、法律を変える人たちに届かないものかもしれません。

それでも、私はこの声なき声を記録し、次につながる道へのステップにしたいと思っています。
そのことは後に続く人たちの勇気や希望になると信じています。

短い時間ではありますが、
後半は登壇者同士の座談会や質問用紙を使っての会場との質疑応答の時間を設けています。

ぜひ、ご参加いただき皆様の声も響かせてください。


ご参加、お待ちしています。

(お申し込みは以下からお願い致します)

=============


昨年10月、法務省に「性犯罪の罰則に関する検討会」が設置され、今年11月2日より「法制審議会」が開催されています。
刑法性犯罪の見直しが議論される中、検討会での議論の内容や報告書は、私たち性暴力被害者の現実から遠いように感じます。
被害者にとっての性暴力・性犯罪とは何か、本当に必要な法律はどういうものか、共に語り合いと思います。





【12/9:東京】
私たちの声を聴いてください
~性暴力被害者の声を反映した刑法性犯罪の見直しを求めて~


【日時】
2015年12月9日(水)18:30開場19:00~21:00

【場所】
国立オリンピック記念青少年総合センター
カルチャー棟2階美術室
東京都渋谷区代々木神園町3-1
○小田急線 参宮橋駅下車 徒歩7分
○地下鉄千代田線 代々木公園駅下車(代々木公園方面4番出口) 徒歩約10分
※会場内部も広いため、お時間に余裕を持っていらしてください


【登壇者ならびにテーマ】
○村田智子さん(クラマエ法律事務所 弁護士)
「刑法(性犯罪)改正で何が議論されているのかー刑法検討会から法制審議会までを考える」
○中島 幸子さん(NPO法人レジリエンス
「親密圏の性暴力とダブルスタンダード」
○けいこさん(SIAb.) 
「被害に向き合うチャンスを残してほしい」
○山本 潤さん(SANE(性暴力被害者支援看護師))
「抵抗することなんてできなかった」

【登壇者プロフィール】
○むらたともこ
早稲田大学法学部卒業、1996年弁護士登録(司法修習48期)。日本弁護士連合会・犯罪被害者支援委員会・副委員長、東京弁護士会・犯罪被害者支援委員会・元委員長、自由法曹団・教育問題員会委員長、性暴力救援センター・東京への協力、原発被災者弁護団等に参加。など

○なかじまさちこ
NPO法人レジリエンス代表、米国法学博士、大学非常勤講師。DV被害にあった経験がきっかけとなり勉強を始め、2003年に女性のための「こころのcare講座」をスタートさせ、「レジリエンス」を結成。同年、米国ソーシャルワーク修士号取得。全国各地で毎年多数の講演を行う。著書に「性暴力:その後を生きる」(レジリエンス、2011)、「マイ・レジリエンス:トラウマとともに生きる」(梨の木舎、2013)、その他共著多数。

○けいこ
近親姦虐待被害当事者。2013年から近親姦虐待被害に特化した自助グループSIAb.(シアブ)を発足。またSIAb.プロジェクトを企画し、動画による当事者たちの語り合う姿の配信等、回復に向けての情報配信サイトを開設し運営している。

○やまもとじゅん
看護師・保健師。性暴力被害経験から勉強を始め、2007年SANE(性暴力被害者支援看護師)研修修了、2010年看護学修士取得。性暴力被害支援者、一般市民対象の講演活動多数。NPO法人女性の安全と健康のための支援教育センター運営委員、日本フォレンジック看護学会理事、自助グループ野いちごの会運営者


【参加費】
1000円

【申し込み】
▼メールでお申し込みください。
下記をご記入の上、151209salaw@gmail.com
 までお申し込みください。

<件名>12月9日イベント
<本文>
1)お名前・ニックネーム可(ふりがな)
2)メールアドレス
3)お電話番号(緊急時に連絡がつくもの)


※メディア取材が入る可能性があります。お席等配慮しますが、ご心配な方は上記アドレスまでご相談ください。

【主催】
性暴力と刑法を考える当事者の会
当会は性暴力被害者、ならびに性暴力被害を自分の事として考えるメンバーにより立ち上げた会です。
刑法が性暴力の実態に見合った法律になるよう勉強会の開催や意見の発信を行っています。






コメント

  1. 初めまして。高校教師からの性被害を抱え20年精神的に苦しみあらゆる治療や処方をしてもがき、レジリエンスに通い、弁護士も3社行きましたが時効さと言われました。訴える行為で自分の人生が救われるのか、けじめがつくのかずっとわからず、時間と出会いによって回復する、乗り越えることが出来ましたが、長い年月を返して欲しいです。教師という立場を利用しているので、ほかにも被害者を増やしたくない思いはあります。声を上げたいです。次の子どもに連鎖させないようにただ願っています。
    KANA

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