【刑法当事者会】TBS NEWS23での報道と感想


TBS News23で、当「性暴力と刑法を考える当事者の会」の訴え

「刑法性犯罪改正について暴行脅迫要件が不要である」
という主張が取り上げられました。

暴行脅迫要件を満たせなければ、性犯罪にならない今の現状は本当におかしいと思います。

番組中、慎重意見として
弁護士が「暴行脅迫要件がなければ冤罪が増える」と言われていました。

しかし、冤罪が増えるから、性犯罪の範囲を狭くしておきましょうというのは、このまま多くの性暴力加害を見逃しましょうと言っているのと同然の主張だと私は思います。

性暴力・性犯罪とは何かを理解し、適切に対応できる条文をつくる必要があるのではないでしょうか。

それは性加害行動を持っている人の回復のためにも必要なことだと思います。
「誰も傷ついていない」「悪いことはしていない」「だって、捕まらないし」では行動を修正しようというモチベーションが生まれません。

被害者にとっても、加害者にとっても幸福と利益につながらない事だと考えます。

法制審議会でも同じような主張が展開されています。
第3回の法制審議会では「現に監護する者であることによる影響力を利用」したものについて議論がありました。

制審議会 刑事法(性犯罪)関係部会 第3回議事録

このような意見を見るたびに、誰のための何のための法改正なのか
と思います。

しかし、性暴力被害者を支援されてきた方々からの発言に救われる思いがします。

重要なことは、刑法(性犯罪)改正はこの国に暮らす私たち一人一人に関わりがあるということです。

刑法の専門家だけが議論することではなく、刑法によって影響を受ける私たち一人一人が考えていく問題ではないでしょうか。

どのような社会に暮らしたいか、希望し、行動していけるのは私たち市民なのですから。


最後に大きな勇気を持ってインタビューに答えてくださっていた
NPO法人しあわせなみだ 副理事の卜沢彩子さま

わかられにくい刑法改正の議論を丁寧に取り上げてくださったTBSの記者さまに
大きな拍手と心からの感謝を送りたいと思います。

本当にありがとうございました。








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