IAFN学会のすばらしいところ☆その3:法科学を根拠にした看護


 2013年度の国際フォーレンジック看護学会に参加するまで、私はフォーレンジック看護とは、法医学に属する看護だと思っていました。

でも、IAFN学会に参加して、フォーレンジック看護とは、法科学のエビデンスに基づいた看護であると学びました。


法科学Forensic Science)とは、自然科学社会科学の原理と技術を用い、現在残されている状況を調べ、何が起こったのかを証拠に基づいて確定させる手法のことである。これは特に犯罪捜査民事訴訟において重要であるが、全く他の様々な分野でも使うことができる」とされています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E7%A7%91%E5%AD%A6

 

IAFN学会では、性暴力被害者診察のトレーニングやDV、殺人と暴力の査定、司法解剖、証拠採取や記録の技術などの多岐にわたるテーマで76もの分科会が開かれていました。
 

暴力と虐待に対する看護は、新しい分野なのですが、科学的根拠に基づいて進み、様々なツールも開発されています。
 
 例えば、外傷測定用のシール。
 
 
傷を中心に体に張り傷の大きさを測定するシールです。日本では定規を用いて傷口を測定しますが、定規を置くために横になると皮膚がたわんだりして、傷口の大きさがずれるので、貼れるようになっているようです。
 
 
ほかにも、撮影のための特別のカメラレンズや透明な膣鏡などの様々な道具が開発されていました傷口の査定が有効な証拠となるからこそツールも開発されているのだと思いますし、またその査定ができる確かな観察眼と技術があってこそだと思います。
 
世界の進みっぷりに眩暈がしますが、実践の中では、新たな課題も出てきています。先行している人々より学ぶところは大きいので、これからもIAFNとつながり世界の動きをつかんでいきたいです!
 
 

 
 

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